もりだくさん!

今日、僕らは朝の7:00にお家を出発した。

そのために、薫さんはしろさんを朝6:00に起こしたんだ。

「そんなの嘘だ!まだ6:00な訳がない!」

と起こされたしろさんは薫さんに悪態を付きながら渋々、起きていたようだった。

それを横目に僕は7:00まで寝ていたんだ。

 

僕、しろさん、薫さん、じぃじ、ばぁば。

五人で僕の大好きな車に乗ってお出掛けした。

窓の外を眺めるのが最高なんだ。

抱っこされて、窓の外を眺める。

ばぁばは氷のお水をくれるし、じぃじはササミのおやつもくれる。

最高だ。

 

たまに来る広いお家に着いた。

畳のお部屋がたくさんある。

僕は走る。あっちからこっち。こっちからあっち。

みんな何かしているから、じぃじに付いていったり、ばぁばに付いていったり。

薫さんに付いていったり、しろさんに付いていったり。

そしてまた、走る。あっちのお部屋、こっちのお部屋。

 

面白い。息が切れる。

 

氷のお水を貰おう。